口唇ヘルペス
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが口唇に感染して発症(再発)した状態ことを言います。昔は「熱のはな」とも呼ばれており、最初は皮膚が赤く腫れ、チクチクとした痛みとムズ痒く状態となり水疱が出てきます。
口唇ヘルペスは、初感染で発症する場合と再発による発症の二通りの症状がみられます。口唇ヘルペスを発症される単純ヘルペスウイルス1型は大人になってから感染すると重症化になる場合ことを考えると、大人になって口唇ヘルペスができた場合は「再発」の可能性が高いと言えそうです。
単純ヘルペスウイルス1型は、昔、子供の頃に親子間の接触で初感染することもありましたが、徐々に少なくなってきており、単純ヘルペスウイルスの抗体を持った大人が30代では50%を割りこんでいるみたいです。
初感染した場合、接触した日から3〜7日の潜伏期間を経て発症します。
口唇ヘルペスは、唇の回りに発症するのでその名が付いていますが、単純ヘルペスウイルス自体はどこにでも感染します。もし小さい白い出来物ができ、痛みを伴う場合はヘルペスが発症したとも考えられますので、手で扱ったりせずに皮膚科なので診察してもらうことをオススメします。
口唇ヘルペス発症と対処法
- 患部に触れた後や塗り薬を塗った後には手を洗う。
- 患部に触れた指で目に触らないこと(目に感染して発症する角膜ヘルペスは、失明する危険性がある)。
- 水ぶくれは単純ヘルペスウイルスがたくさんいるので決して破らない。
- お風呂にはいると、他に感染させる可能性があるのでシャワーにする。
- 処方された薬、口唇ヘルペス専用の塗り薬以外を塗らない。
口唇ヘルペスの治療
口唇ヘルペスの治療は、水疱が出来る前に治療するのが一番良い時期と考えられてます。2週間位で自然に症状は治まりますが、再発するごとに単純ヘルペスウイルス自体は数が増えていますので、再発が早くなることがあります。
口唇ヘルペスの治療薬は抗ウイルス薬がありますが、これは病院から処方して薬になります。日本ではヘルペスが発症していることが確認できないと抗ウイルス薬は処方してもらえないので予防や早期治療時点では残念ながら抗ウイルス薬の処方は難しいところです。ただ、病院によっては対応してくるかもしれませんので、一度は医師に相談してください。
それとは別に、米国で販売されているサプリメントの「L−リシン」があります。こちらはアメリカで再発前や再発後にヘルペスの治療に使われるサプリメントで、その効果は1日3000mg〜9000mgのL-リシンを飲むことで治癒までの期間を短縮できたとして、メリーランド大学医療センターの実験で立証されています。
口唇ヘルペスの予防
ヘルペスの最大の予防は、体の免疫力を低下させないことです。どうしても仕事が忙しくストレスを抱えてしまいがちであれば、L−リシンを服用するなどして、単純ヘルペスの活動を弱めましょう。